用語「神田重英」


 1893年(明治26年)に、ハワイ・ビッグアイランド島のコハラ地方ハラウに、ハワイではじめての日本語学校を設立した人物。
 キリスト教の牧師であり、日本人移民の子どもたちに対するキリスト教伝道を目指すために、日本語教育が必要と感じていたことから、日本語学校を設立。公立学校の校舎を借り、当初は30人ほどの子どもたちに対しての教育をはじめた。

※小沢義浄『ハワイ日本語学校教育史』(ハワイ教育史、1972年)P.20〜21を参照。